フットケアについてabout foot-care
フットケア
「フットオイルマッサージ」・「足底ケア」・「爪のケア」のフットケアの3本柱という考えのもと、老若男女を対象としたケアです。フットオイルマッサージによって浮腫みや冷えの改善が期待できます。巻き爪などで固くなった爪も看護師がきれいにさせていただきます。
第二の心臓
足は、歩く時に血液を押し上げるポンプの役目を担っています。地面を踏む、足をあげるときの筋肉の収縮、弛緩により、ポンプ効果が起きるため、第二の心臓と言われています。また、足は消耗品であり、2足歩行で60年以上使えるようにできていません。
平均寿命・健康寿命
平均寿命とは「0歳における平均余命」であり、健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」といいます。現在、健康寿命と平均寿命の差は男性で9歳、女性で13歳です。この差が大きくなれば寝たきりになる危険性が高くなります。
フットケアが大切
フットケアにより、血流が改善し、体温が上昇します。また、足の裏の接地面積が増え、腰痛や転倒リスクが高くなると言われている浮指が改善が期待できます。結果として転倒や足の治療のための入院を予防でき、入院費の削減や健康寿命の延びが期待できるため、フットケアは非常に大切です。
利用者様user
ご利用いただける方
在宅療養をされている方(年齢問わず)
■医療保険:主治医が必要だと認めた方
①介護保険対象外の方
②介護保険の被保険者のうち、厚生労働大臣が特に定めた疾患や病状の方
■介護保険:要介護の認定を受けた方で、主治医が必要だと認めた方
ご利用方法について
訪問看護は、かかりつけ医が必要と認めた方が対象となります。訪問に際して、必要な訪問看護指示書は当ステーションに用意しております。
ご利用時間・訪問回数・提供時間などについて
事務所の休みとは関係なく、24時間、連絡・相談・訪問が可能な体制を整えております。
利用者様の健康状態を考慮し、主治医やご家族とご相談のうえ決めさせていただいております。
サービス提供時間は、一回につき20分未満~1時間30分未満となります。
ご利用料金について
■医療保険ご利用の方:各種保険の種類により料金が異なります。
■介護保険ご利用の方:利用料の1割~3割負担(収入に応じて変わります)
※訪問看護は、その時々の状況や、お持ちの疾患名によって、利用される保険制度が変わります。
開始時に、利用される保険を含め詳しくご説明させていただきます。
スクールschool
フットケアスクールorient
orientでは、”高齢者のフレイルフットケア”や”予防としてのフレイルフットケア”を学びたい医療介護従事者を対象にフットケアスクールを開催しています。フットケアの3本柱(フットオイルマッサージ、足底ケア、爪ケア)の論理と技術を習得します。また、フットケアだけでなく、フレイルトレーニングの講義も行っております。フットケア・フレイルトレーニングに興味のある方は、お問い合わせフォームもしくはお電話にてお気軽にご連絡ください。講習会のお申し込みは下記のフォームからお願いいたします。
講師
大杉京子
一般社団法人高齢者ケア推進協会理事
メディカルセミナーズフットケア
スクール代表講師、国内、海外の技術や
あらゆるケアマッサージ法を学び日本人にあった独自の技術を確立し、多数の足や身体のケアを行い30年となる。
また、病院、スクールなどで技術指導を行い積極的後進育成にも注力している。
看護師への講習会、育成は、長野県の赤十字病院の看護師にフットオイルマッサージを教えたことがきっかけとなり、現役看護師たちの「足難民」をどうにかしたいという熱い想いに応えて、2013年から全国主要都市で、「看護師のためのフットケア入門講座」を開催しており、現在までに2000名以上の医療・介護職が参加している。
主な講演活動先
東京都北区訪問看護連絡協議会、首都大学東京、新生病院、長野赤十字病院、訪問看護ステーションorient(フットケア特別技術講座・フレイルトレーニングスペシャリスト講座・復習会開催)